東京女子大学図書館は、広く全国の高校生と大学受験生を対象に、ご当地の魅力をその地方の方言を使ってアピールするショート動画コンテスト「方言甲子園2021」の作品募集を開始した。応募締め切りは8月31日(火)。
「方言甲子園2021」は、方言の研究者である東京女子大学図書館長の篠崎晃一教授のもと開催される。同コンテストは、コロナ禍で自由な活動が制限される中、日本各地の魅力を楽しみながら共有することで人とつながる場を提供し、閉塞感を打ち破ることを目指す。
2020年に東京女子大学の学生や教職員を対象として行ったコンテストに続き、全国の高校生と大学受験生を対象として2分以内の動画を募集する。なお、動画の視聴および作品への投票は一般からも可能。
主催する篠崎教授は『方言というのはそれぞれの地域で生活する人たちのアイデンティティです。最近は地域のPRにもよく使われています。今はあまり外には出られないかもしれないけれど、家族の皆さんとコミュニケーションをとって、それをまた地元の魅力として発信していくことで、外の世界とのつながりが広がっていくことでしょう。多くの投稿を待っていますので、たくさん地元の魅力を紹介してください』と応募を呼び掛けている。
応募の際は応募フォームに必要事項を記入し、動画をアップロードして送信する。応募期限は2021年8月31日(火)、投票期限は2021年9月20日(月・祝)。結果発表は2021年9月下旬を予定している。