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関西学院大学、2022年度の大学入学共通テスト利用入試で「英語」の配点比率変更 - 大学ジャーナルオンライン

 関西学院大学は、2022年度の大学入学共通テストを利用する入学試験において、「英語」のリーディングとリスニングの配点比率をこれまでの1:1から、4:1に変更する。これにより、リーディングが得意な受験生やリスニングが苦手な受験生がより出願しやすくなる。

 関西学院大学では、2022年度の大学入学共通テストを利用する入学試験は1月出願と3月出願があり、どちらも全14学部で実施する。共通テストの「英語」の配点比率は、2021年度入試では、リーディング:リスニング=1:1で配点していたが、2022年度入試からは、リーディングを重視した4:1の配点に変更する。共通テスト2年目で比率を変えるのは全国的にみてもかなり珍しい。

 2020年度まで実施していた大学入試センター試験では、英語の素点はリーディング200点・リスニング50点であり、ほとんどの大学が素点どおり4:1の配点比率を用いていた。2021年度からの共通テストでは、リーディング100点・リスニング100点に変更になり、配点比率も素点どおり「1:1」とする大学が約半数だが、独自の比率で対応する大学も多い。西日本の国立大学を例にとると、神戸大学や岡山大学は「4:1」、京都大学や大阪大学は「3:1」の配点比率を採用している。

 関西学院大学では、このほかにも、2022年度の一般選抜入学試験の受験機会をさらに広げる。大学入学共通テスト利用(1月出願)では、文系全10学部で、「5科目型」「3科目型」「英語資格・検定試験活用型」の入試方式に加え、新たに「7科目型」を導入。また、これまで試験の実施学部数が限られており、受験回数も限られていた「全学日程」入試は2022年度からは「全学部日程」として、受験日程を拡大。全学部(14学部)が2022年2月1日・2日の両日で受験可能となる。最新の詳しい情報は、関西学院大学の入試情報サイトを確認のこと。

参考:【関西学院大学】一般選抜入学試験 POINT 2022年度

関西学院大学

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