江戸川大学情報教育研究所は、2021年8月1日、「第9回情報教育研究会 in 江戸川大学」をオンラインで開催。全国の高等学校の管理職、指導主事、教科「情報」担当の教諭のほか、小・中学校教諭、教員を目指す大学生などが参加した。
第9回となる今回は、2022年度より開始される新学習指導要領「情報Ⅰ・Ⅱ」に向けてどのような準備をする必要があるのかをテーマに、松田稔樹氏(東京工業大学教授/江戸川大学情報教育研究所客員教授)、大橋真也氏(千葉県立千葉中学校・千葉高等学校)、能城茂雄氏(東京都立三鷹中等教育学校)が講演した。さらに、情報教育の実践事例について、後藤貴裕氏(東京学芸大学附属高等学校)、近藤千香氏(東京工業大学附属科学技術高等学校)小川諒大氏(昭和女子大附属昭和中学校・高等学校)が発表した。
江戸川大学情報教育研究所からは、玉田和恵教授、山口敏和准教授、小原裕二講師、松尾由美講師の4名が、「高大連携を視野に入れた価値創出を目指すICT問題解決力の育成」について、江戸川大学での取り組みを発表。中学生の技術・家庭科(技術分野「D:情報の技術」)において、現在どのような学びが行われているのかについて、堀真也氏(東京書籍株式会社編集局総合科編集部)、岡村洋平氏(開隆堂出版株式会社編集第三部)から詳細な説明があった。
参加者からは「それぞれの先生方が真摯に取り組む姿に感銘を受けた」「来年度から始まる情報Ⅰに向けて、何をすべきか、大変参考になった」「来年以降も是非参加したい」などの感想が寄せられた。