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地方創生につながる学生の研究、コンソーシアム富山が助成 - 大学ジャーナルオンライン

富山県内の大学、短大、高等専門学校でつくる大学コンソーシアム富山(富山市)は、学生グループによるフィールドワーク(現地調査)10件を2015年度の研究助成対象に選びました。選ばれたテーマは、富山大の「魅力ある市民マラソン大会の開催と地域資源の活用」、富山県立大の「小矢部市における観光客増・人口増を目指した課題把握と情報発信の試み」など地方創生に関係するものが目立ちました。助成金額は1件当たり最大20万円で、2016年2月に研究成果が発表されます。

研究助成事業は、学生によるフィールドワークを支援することで、学生の課題解決力を向上させるとともに、地域の活性化を図ろうと、2015年度からスタートしました。県内の大学、短大、高専から計35件の応募があり、審査した結果、富山大5件、富山県立大、富山国際大、富山短大、富山福祉短大、富山高専各1件の計10件を選びました。

10件のうち、富山大のグループは11月に初開催予定の富山マラソンをテーマに、関係自治体へアンケート調査をし、交流人口の増加につながる対策を検討します。富山県立大は三井アウトレットパーク北陸小矢部がオープンした小矢部市で、観光客増に結びつき、人口の減少を食い止める方策を考えます。このほか、小水力発電の活用策や五箇山地域の観光動向調査、大学卒業後の地域定着などが助成対象となっています。

出典:【大学コンソーシアム富山】平成27年度「学生による地域フィールドワーク研究助成」の助成対象研究決定のお知らせ

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