2015年8月3日(月)、明治大学 先端数理科学研究科は、「高校生のための先端数理科学見学会」を開催。先端数理科学インスティテュート(MIMS)、総合数理学部現象数理学科ならびに東京都高等学校数学教育研究会(都数研)との共催で行われます。開催場所は、2015年春に開講したばかりの中野キャンパス(5階ホール)で、時間は10:00から16:00まで。
参加対象は高校生で、「今高校で学んでいる数学は、将来どのように役に立つの?」といった疑問や関心にこたえるようなプログラムでイベントが構成されます。発表テーマは、カタツムリの動きを数式化してその動く仕組みを考える講義や、鏡に映すと全く別の形に見える錯覚のヒミツを数理で解き明かす講義などで、身近な生活の中にある数学や、数学を応用した面白い取組み・実験などについて大学教員が解説します。また、現役の大学院生や留学生も参加して話すコーナーも開設。「折紙の幾何とその応用」や、「なぜ日本留学を選択したのか」など、学生自身がテーマを考えて発表します。このほかにも、簡単な実習や作品展示も実施する予定。
申し込み方法は、7月17日(金)までに、参加者の住所・氏名・年齢(学年)・学校名・電話番号を明記し、都立青山高校(逸見由紀子教諭 宛)までFAX(03-3404-0182)にて受け付けます(要事前申し込み)。
なお、中野キャンパスは、駿河台、和泉、生田に次ぐ明治大学の4つ目のキャンパスで、和泉キャンパスから移転した国際日本学部と新たに開設された総合数理学部の2学部、さらに複数の大学院研究科及び研究機関があります。