津田塾大学は、2017年4月に「総合政策学部(仮称)」を千駄ヶ谷キャンパスに新設予定です。その新設を前に、2015年8月11日から新設学部のコンセプトや授業内容などを紹介する「総合政策学部創設準備室サイト」が公開されています。
同学部では、「英語」、「ソーシャル・サイエンス」、「データ・サイエンス」の3分野を基礎科目とする予定です。特徴は、少人数教育で、PBL(課題解決型学習)の手法を活用します。グローバリゼーション論や環境経済マネジメントなどを学び、社会の課題を適切に抽出できるデータ分析力や英語を用いた高度のコミュニケーション能力、独自の構想を現実に移すための行動力やリーダーシップなどを身につけます。
萱野稔人総合政策学部創設準備室長は、「津田塾大学がこれまで培ってきた幅広いリベラルアーツ教育と高度な英語教育を『課題解決』という、より実学的な方向へと発展させ、従来の座学中心の大学教育から脱し、PBLの手法を活用することで、自立的に判断する力やねばり強く考える力をもつ人材を育成していく。」と同準備室サイトで、総合政策学部(仮称)の方向性や意義などを語っています。