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日本女子大学、2023年開設予定の国際文化学部(仮称)教員にヤマザキマリ氏ら特別招聘 「越境力」育む - 大学ジャーナルオンライン

 日本女子大学は、2023年4月に開設予定(構想中)の「国際文化学部(仮称)」の特別招聘教授として、作家・編集者・写真家の都築響一氏、『テルマエ・ロマエ』の著者で、漫画家・随筆家のヤマザキマリ氏、特別招聘准教授として、ドイツ出身の翻訳家・エッセイストのマライ・メントライン氏の就任を発表した。

 2023年開設予定予定の「国際文化学部(仮称)」は、「多様な国際文化の学び」「脱教室・脱キャンパス型の新しい学び」「発信力の養成」が特徴の新学部。「国際文化」は、「地域文化」「芸術文化」を全て包括するもので、多様な言語(英語・ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語)を修得し、その言語を使用する地域の文化を学ぶとともに、芸術文化からポップカルチャーに至る多彩な表象文化の理解を深めていく。

 また、全員必修の「スタディ・アブロード・プログラム(海外短期研修)」(1年次)と「実践プログラム(海外・国内)」(2~3年次)という、「脱教室・脱キャンパス型」の新しい学びを提供し、「文化」という観点から国内外の社会課題の解決に貢献できる人材を育成する。海外留学や国内研修で異文化を実際に体験しながら課題に取り組むことで、「国際力」や「実践力」を養っていく

 さらに、「実践プログラム(海外・国内)」の取り組みの成果を言語化し、2カ国語(英語・日本語)以上でICTを用いて発信する。この「発信力」を身につけることで、社会に開かれたコミュニケーション力と「越境力=心の内にある境界(当たり前だという思い込み)を越えていく力」を高めていく。

 今回招聘された、都築氏、ヤマザキ氏、メントライン氏は、それぞれが個性豊かなやり方で「国際文化学部(仮称)」のキーコンセプトである「トランスカルチャー(越境文化)」を体現している存在。各氏の持つ多彩で豊富な「越境」体験を交えながら、通常の大学の講義の枠にはまらないユニークな授業を行い、学生の新たな可能性を開眼させて「越境力」を育む。なお、3名の科目名等の情報については、詳細が決まり次第、ホームページで公表する。

参考:【日本女子大学】都築響一氏、ヤマザキマリ氏、マライ・メントライン氏 「トランスカルチャー(越境文化)」を体現する3名が日本女子大学の新学部「国際文化学部」特別招聘教員に(PDF)

日本女子大学

文理融合の多様な教育を推進、女子総合大学としての基盤を強化

創立120周年を迎えた2021年4月、創立の地目白キャンパスに、家政・文・人間社会・理学部の4学部を統合。2023年に国際文化学部(仮称・届出中)、2024年に建築デザイン学部(仮称)'を設置予定(構想中)であり、私立の女子総合大学として文理融合の多様な教育環[…]

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