神戸学院大学(兵庫県神戸市)とANAビジネスソリューション株式会社(本社・東京都港区)が教育連携協定を締結。2015年8月26日、同大学のポートアイランドキャンパスで調印式が行われ、岡田豊基学長と同社の宮川純一郎社長が協定書に調印しました。締結により、同大学では2015年9月1日からグローバル・コミュニケーション学部主催で、エアライン業界を目指す学生らを対象にした学内講座、10月にはANA神戸空港での旅客サービスの実務体験を行うプログラム「ANAエアラインスクール学内講座」をスタート。同社が大学と同様の協定を結ぶのは、関西では関西外語大学に続いて2例目で、兵庫県内では初めてとなります。
同学部の仁科恭徳准教授によると、今春開設した同学部にはエアライン業界を目指す学生が多く、英語コースでは4割の学生が志望。ANAエアラインスクールは現役キャビンアテンダントが講師を務めるスクールで、2013年に東京で開校。昨年は大阪校を開設しています。同社によると、昨年の東京校第一期生80人のうち、約半数がキャビンアテンダントに合格したほか、空港グランドスタッフやホテル、ブライダル等のサービス業界に合格するなど、実績を上げています。
協定調印式で同社の宮川社長は、「自ら課題を見つけ、ハードルを乗り越えていくことができる、私たちANAグループで一緒に働きたいと思えるような人材を育てたい。ANAグループは路線を拡大しており、ネットワークを支える優秀な人を確保し、意識の高い学生を最大限サポートしていきたい。」と語り、同大学の岡田学長は「おもてなしの心を持った学生を育成できることを楽しみにしています。」とそれぞれ挨拶しました。