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千葉商科大学、キャンパス内で養蜂の「はちみつ」で学生と企業が商品開発 - 大学ジャーナルオンライン

 千葉商科大学(CUC) の養蜂事業「国府台 bee Garden」では、養蜂の「はちみつ」を用いて地元企業と開発した商品を2022年5月27日より順次販売を開始した。

 「国府台 bee Garden」は、2022年3月から市川市のキャンパス内で開始した養蜂事業。キャンパス周辺の里見公園、じゅん菜池緑地、江戸川河川緑地を蜜源とし、セイヨウミツバチ約 15万匹を養蜂している。

 ポリネーターであるミツバチをキャンパス内で飼育することで、都市の緑化、生態系の維持に貢献し、はちみつの販売や地元菓子店等との商品開発により、地産地消を促し地域活性化を目指す。運営するのは、大学創立100周年に向けて、市川市産のオリジナルワインの醸造をめざす「CUC100ワイン・プロジェクト」の学生たち12人だ。

 4月と5月に行われた採蜜では予想をはるかに上回る約69Kgもの蜂蜜に恵まれ、5月27日からはその蜂蜜を瓶に詰めた「国府台 bee Garden(100g瓶入)」の販売を開始した。価格は800円。また、地産地消を促し地域活性化につなげたいと、学生たちが市川市で愛されている創作洋菓子店「モンペリエ」、欧風創作料理店「ラ・ドルチェ・ヴィータ」、クラフトビール醸造所「まるやブルワリー」(丸屋文具店)と協力し、蜂蜜を使った3つの商品を開発した。

 創作洋菓子店「モンペリエ」と開発したのは、『ミツバチに恋して(はちみつタルト)』(1個300円)。蜂蜜をたっぷり使った豊潤で味わい深いタルト。学生が養蜂活動に魅せられている姿を“恋して”という言葉に込めている。蜂蜜の香りや味、食感を封じ込めた味わいが魅力だ。

 欧風創作料理店「ラ・ドルチェ・ヴィータ」と開発したメニューは『豚バラ肉のスペアリブ~国府台の花とCUCの思いをこめたはちみつを添えて~』(1,540円)。シェフの母親が得意だったスペアリブに蜂蜜を添えた一皿。

 クラフトビール醸造所「まるやブルワリー」は、ハニービール『手児奈姫の午睡』(予定価格800円)。万葉時代も市川市真間の地で飛び回っていた蜂からイメージを膨らませ、ほのかに甘く香り高いビールを開発した。

 各商品の販売日は、『ミツバチに恋して(はちみつタルト)』6月上旬、『豚バラ肉のスペアリブ~国府台の花とCUCの思いをこめたはちみつを添えて~』6月中旬、『手児奈姫の午睡(ハニービール)』10月を予定。コラボ商品は各店舗で販売または飲食が可能。はちみつは、株式会社cucサポートオンラインショップで販売する。

参考:【千葉商科大学】本学キャンパス内で養蜂の「はちみつ」を使い、学生と地元企業が商品開発5 月 27 日より販売開始~洋菓子・創作料理をはじめ、3種類の商品を開発~(PDF)

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