岐阜大学、中部学院大学、岐阜市立女子短期大学は3校連携で進める岐阜地域の創発人材育成プログラムが文部科学省に採択されたのを受け、岐阜市の岐阜大学で共同記者会見を開いて国公私立大学の垣根を超えた教育プログラムに取り組むことを正式に明らかにした。
岐阜大学によると、共同記者会見には岐阜大学の吉田和弘学長、杉山誠副学長、中部学院大学の江馬諭学長、岐阜市立女子短大の畑中重光学長らが出席。それぞれが新しい教育プログラムの推進に向け、抱負を語った。
人材育成は岐阜大学が事業責任大学を務めて進める。期間は2022年度から最長6年間。中部学院大学や岐阜市立女子短大の文系学生が岐阜大学の理系の授業を受けられるようにするなど、文理融合型の横断的教育を取り入れ、地域を牽引できる人材を育てる。
事業の推進に当たっては、新たに大学等連携推進法人を結成し、既存の教育プログラムを見直して再構築する方針。地域社会と連携したプラットフォームも創設、産業界や行政、金融機関などとの連携も図ることにしている。