2022年11月12日、香川大学博物館は香川県高松市の屋島周辺で高校生向けのフィールドワーク体験を開催する。香川大学の教員、学生が指導・補助する中、大学の教育・研究水準のフィールドワークを体験して香川大学への興味を深めてもらう。
香川大学によると、当日は午前9時半から午後3時まで屋島の長崎の鼻、北嶺、千間堂広場、山上駐車場を会場に、高松市の高松東高校、丸亀市の丸亀城西高校、観音寺市の観音寺第一高校など香川県内7校から生徒66人、教員12人が参加する予定。
地形・地質関係は香川大学博物館の寺林優館長、香川大学創造工学部の野々村敦子教授らが指導して傾斜の測定方法や地質と地形の関係などを学ぶ。昆虫関係は香川大学博物館の伊藤文紀副館長らの指導でアリの同定方法など、草本関係は香川大学博物館の篠原渉副館長らの指導で草本の見分け方や地理的分布の特徴など、樹木関係は香川大学創造工学部の小宅由似助教らの指導で樹木の見分け方や森林の階層構造などをフィールドワークする。
香川大学博物館によるフィールドワークは高大接続推進事業 「自然史研究リーダー養成によるフィールド研究志向高校生のリクルート」として2015年度から毎年実施されており、過去7年間で延べ58校から高校生320人、教員79人が参加している。
参考:【香川大学】香川大学博物館 高大接続推進事業「自然史研究リーダー養成によるフィールド研究志向高校生のリクルート」実施について