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中央大学、モバイルや「萌え」キャラを使った反転学習などの実証研究 - 大学ジャーナルオンライン

 中央大学総合政策学部の岡嶋研究室(岡嶋裕史准教授)とキャスタリア株式会社は、同社のスマートフォンを利用したモバイルラーニングプラットフォーム「Goocus(グーカス)」※を使った、 反転学習※および学習継続性に関する実証研究を開始することを発表しました。

 実証研究は、 2015年度秋学期の岡嶋准教授の「デジタル社会論」を履修する学生を対象に実施。 紙とモバイル学習との比較、さらに、「萌え」要素を含むコンテンツを利用した学習継続性を調査する研究を行います。 テキストには「ITパスポート合格教本(技術評論社)」、 萌えコンテンツには、通常のテキストに「萌え」キャラクターやプロ声優の音声コンテンツを加えたもの(翔泳社と提携)を使用し、「Goocus」で、 学習者毎の学習達成度、理解度、継続性を調査します。

 この実証研究の背景には、学生が紙書籍に触れる時間が減る一方で、多くの時間をスマートフォンの操作に費やす現状があります。岡嶋准教授は、学生たちの時間を学習に向けてもらうためには、 学習コンテンツがスマートフォンへ進出するのが最も自然な形だと考え、新しい学習形態をアクティブラーニングなどの講義技法と組み合わせることによって、 従来の講義の長所を保持しつつ、時代の変化に対応していくことを目指します。

※「Goocus」はスマホやタブレットなどで簡単に学習環境が構築できるアプリ+プラットホームです。※反転学習とは、これまでの「講義を受けること」が主流の授業から、タブレット端末を使って「講義を受けること」を“宿題”にして、学校での授業は、生徒たちが予習で得た知識を応用して問題を解いたり、“宿題”でわからなかった問題を教師が個々の生徒に合わせて指導を与えたりする時間に反転する学習方法のことです。

出典:【キャスタリア株式会社】岡嶋研究室とキャスタリアが共同でモバイル端末を使用した反転学習に関する実証研究を実施~「萌え」が学習継続にどう影響を与えるかも同時に調査~

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