2022年11月5日、江戸川大学 国際交流センターは『留学生バスツアー』を開催した。留学生22名、教職員9名が参加し茨城県笠間市大洗町を訪れた。
『留学生バスツアー』は、コロナ禍前までは江戸川大学の恒例行事として、外国人留学生が交流を深めながら日本文化に親しむことを目的に毎年開催されており、今回は3年ぶりの実施となった。
留学生らは、午前中、笠間焼の窯元「製陶ふくだ」にて手びねり陶芸を体験。先生の指導を受けながら、焼きもの用の土を指先で伸ばしながら成形し、平皿、小物入れ、マグカップ、花瓶などを作った。午後は関東最大規模の「アクアワールド茨城県大洗水族館」へ。迫力ある「出会いの海の大水槽」、幻想的な「クラゲ大水槽」、アクアワールドのシンボルとなっているサメやマンボウなどを見て楽しんだ。
参加した留学生からは「初めての陶芸体験でしたが、丁寧に説明してもらい分かりやすかった」「初めて自分でお皿を作って満足した」「水族館で水中生物についてたくさん学び、すごく楽しかった」「みんなと一緒に行くのは良い記念になった」「昨年度まではオンライン授業が多く、友達と話す機会が少なかった。今回、いろんな学生と出会えたことは大学生活の中で忘れられない思い出になった」などの感想が寄せられた。留学生らが制作した作品は2か月後に大学に届く予定になっている。
江戸川大学は開学以来海外研修を授業として行い、2019年度までに6,000人以上の学生を派遣。語学の重要性への気づきを与え、異文化理解による視野の拡大を果たしてきた。こうした海外研修を含むシラバスの策定や外国人留学生の受け入れ促進、研究者の交流・国際学術会議の開催といった多方面にわたる国際化への対応を全学的に推進するため、2018年度に「国際交流センター」を設置。同年9月には、国際交流センターが中心となり、「江戸川大学国際化推進ビジョン2018」を策定している。