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常磐大学、経営学科が「水戸市の新たなふるさと納税返礼品開発プロジェクト」報告会を開催 - 大学ジャーナルオンライン

 常磐大学では、2023年1月18日、経営学科専攻科目「マーケティング演習」が秋セメスターに取り組んだ「水戸市の新たなふるさと納税返礼品開発プロジェクト」の報告会が開催された。

 このプロジェクトは、「水戸黄門ふるさと寄附金」としてふるさと納税受付を行う水戸市と、「JRE MALLふるさと納税」を運営し、2023年10月~12月までの「茨城ディスティネーションキャンペーン」を予定するJR東日本水戸支社と連携し実施したもの。経営学科の学生たちは、水戸市が旅行先の一つとして注目されるよう、既存の水戸市のふるさと納税返礼品をベースにした体験ツアーの企画・PR方法の提案を課題とし、取り組んできた。

 この日の報告会には、水戸市市民税課とJR東日本水戸支社の関係者7名も参加し、8グループが、昨年11月にJR東京駅で実施した、ふるさと納税返礼品と水戸市についてのアンケートの分析結果の報告と、アンケートの分析を基にした、「納豆」や「梅」さらに「偕楽園」等を活用した体験ツアーを提案した。

 水戸市市民税課とJR東日本水戸支社の関係者は、「学生らしい、斬新な視点からの提案があった」「ふるさと納税返礼品については、全国で激しい競争状況にあり、その中で水戸市を選択してもらうためには、尖った内容や高い価値が必要となる。そのことをさらに探求してもらいたい」とコメントし、学生たちの今後の取組みに期待を込めた。

 参加した学生からは、「水戸市の魅力を探り、それをどう伝えるか考えることは難しかった」「アンケートの結果を分析しながら、自分たちの考えをまとめることは難しかったが、非常に面白い取り組みだった」といった感想があった。

 今後も経営学科では水戸市とJR東日本水戸支社と連携したプロジェクトを継続する。今回の提案内容を検討して協力事業者との交渉等行い、10月の商品化を目指す。

参考:【常磐大学】「水戸市の新たなふるさと納税返礼品開発プロジェクト」報告会を開催しました

常磐大学

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