江戸川大学国立公園研究所は、2023年3月11日(土)、外来生物法改正により特定外来生物に指定されることになったアカミミガメとアメリカザリガニをテーマにオンライン講演会を開催する。
先般の外来生物法改正により、6月に特定外来生物に指定されるアカミミガメとアメリカザリガニ。この講演会では、今後飼育者はどうすればよいのか?野外のアカミミガメ、アメリカザリガニの防除をどう進めるのか?飼育者の素朴な疑問から、生きものの保護と水辺の環境保全のあり方まで専門家とともに考える。
登壇するのは、環境省とコラボしたカメトークが話題の環境系エンターテイナーのWoWキツネザル氏、上尾市みどり公園課自然再生事業担当で、上尾丸山公園の大池のかいぼり、外来種の除去、在来種の再生などの事業に取り組む丸山治朗氏、外来生物対策に取り組む環境省外来生物対策室の大林圭司室長。そこに、元環境省野生生物課長で当時アカミミガメ、アメリカザリガニの特定外来生物指定を見送った江戸川大学国立公園研究所の中島慶二所長が加わり、4名で環境省の方針や先進自治体(上尾市)の活動を深掘りしながら、今後の水辺の環境保全などについて対談形式で議論する。
講演会はZoomで開催し、13時から14時までの1時間。参加費は無料。参加希望者はZoomウェビナーURLからメールアドレスと名前を入力して参加する。
講演会を主催する江戸川大学国立公園研究所は、財団法人国立公園協会寄贈資料の公開のほか、国立公園研究・教育を行っている他大学、環境省や地方自治体、民間の機関や国立公園に携わるナチュラリストやインタープリターとも協力・連携し、日本をはじめ世界の国立公園に関する研究を進めている。また環境学を中心に学生の学習をサポートするとともに、国立公園運営に携わる行政担当者、ボランティアなどの関係者と連携した事業・イベントの実施に取り組んでいる。