中央大学は「Chuo Vision 2025」のキャンパス整備計画に基づき、2023年4月、東京都心に茗荷谷キャンパス(文京区)・駿河台キャンパス(千代田区)・小石川キャンパス(文京区)を新設。3月30日、茗荷谷キャンパスにて合同開校式を挙行した。
2023年4月から法学部(全学年)と大学院法学研究科が多摩キャンパス(東京都八王子市)から茗荷谷キャンパス(文京区)へ移転し、ロースクールを含む専門職大学院が市ヶ谷キャンパス(新宿区)から駿河台キャンパス(千代田区)に移転する。法学部とロースクールを距離的に近接させることで、法曹養成教育の基盤をより強固なものにする。また、新キャンパスを含めたすべてのキャンパスをDX(デジタルトランスフォーメンション)で連携して、教育研究を更に充実・発展させていく。
合同開校式において河合久学長は、多摩と都心の2大キャンパス展開による総合大学としての更なる発展、駿河台キャンパスにおける2つの専門職大学院の連携強化と、茗荷谷・小石川キャンパスは文京区や近隣大学との連携を図り、蓄積した知見をこれまで以上に地域に還元していく決意を述べた。