早稲田大学では、2021年度入学者のための入試(現在の高校1年生以降)から、全学および学部ごとに入試改革を実施する。今回、政治経済学部独自試験のサンプル問題を公開した。
創立150周年を迎える2032年を見据えた中長期計画「Waseda Vision150」を策定した早稲田大学では、グローバル社会のリーダーとして活躍できる人材を育成しようと、教育研究の改革を推進している。その改革の一環として、現在の高校1年生以降、2021年度の入試から、全学および学部ごとに入試改革を実施する。
今回それに先立ち、政治経済学部の独自試験のサンプル問題と解答用紙のサンプルが公開された。政治経済学部では、2021年度からの一般入試において、大学入学共通テスト、英語外部検定試験および学部独自試験の合計点により選抜する方式に変更する。内訳は、政治学科・経済学科・国際政治経済学科共通で大学入学共通テスト100点、英語外部検定試験および学部独自試験100点の合計200点満点。英語外部検定試験の配点割合は3割程度(全体の15%程度)とする予定。 募集人数は、従来の450名から300名(政治学科100名、経済学科140名、国際政治経済学科60名)へ変更する。
政治経済学部の独自試験は1科目のみを90分間で実施。日英両言語による長文を読み解いたうえで解答する形式で、記述解答が含まれる。なお、今回公開されたサンプルは、2021年度以降の一般入試をイメージするために作成したもので、詳細は、早稲田大学政治経済学部のホームページで閲覧できる。
参考:【早稲田大学】2021年度入学者のための入試から実施する入試改革について(学部独自試験のサンプル問題を公開しました)