金城学院大学では、国際情報学部国際情報学科の学生による、国際協力活動「DIAGIRL(ディアガール)」の2018年度の取り組みをスタートさせる。
「DIAGIRL」は、「“カワイイ”で私がかわる、世界をかえる」をコンセプトに、国際情報学部国際情報学科佐藤奈穂ゼミの学生とカンボジアの女性たちが一緒に創りあげるアクセサリーブランドで、2015年度からはじまった。学生たちの活動を通じて「カワイイ」と手に取ったものが社会貢献に通じることを知ってもらい、日本で社会貢献が日常になることを目指している。
「DIAGIRL」の活動は、学生がデザインしたアクセサリーをカンボジアの女性たちが製作し、日本で販売した収益を現地の女性たちに還元する。 2018年度の活動のテーマは、「ウミガメの島とカンボジアをつなぐ」。 鹿児島県沖永良部島で海の環境保護活動で島の子どもたちが拾ったシーグラス・シー陶器をアクセサリーの材料に使用する。海をきれいにし、ウミガメを守るために拾った“いらない物”が、カンボジアに渡り、カンボジアの女性たちの手で美しいアクセサリーに形を変える。
「子どもたちが海を大切にすること」、「カンボジアの女性たちの生活が少し良くなること」。この2つがDIAGIRLのアクセサリーの付加価値となる。今回の販売収益は、カンボジアの女性だけでなく、沖永良部島の子どもたちの環境保全活動にも還元する予定。