千葉商科大学(千葉県市川市)商経学部経営学科2年の木村海音さんが2018年10月4日、キャンパス内の「学生ベンチャー食堂」で、弁当を販売する店舗「彩食菜(いろどりしょくざい)」をオープンした。
千葉商科大学では2011年4月から、学生たちに起業のチャンスを提供するためキャンパス内の食堂スペースにおいて、飲食店を出店・経営する「学生ベンチャー食堂」の取り組みを実施している。この取り組みは学内公募により、厳正な選考を通過した3店舗が大学から1年更新の出店権利を得て経営を行うもので、木村さんの店舗もその一つ。
新店舗「彩食菜」のオーナー木村さんは、入学前からこの学生ベンチャー食堂に関心があったといい、学生・教職員に食を提供するという重要な事業に対して「栄養バランスのよいものを提供したいという思いから店名に『彩』という文字を入れた」と、思いを語っている。野菜や魚を使い、他の食堂とは異なったメニューを打ち出すなど経営戦略を練りながら、営業日は週3日という限られた時間で利益を出せるよう、学業と両立しながら店舗経営に挑戦する。
また、「学生ベンチャー食堂」には他に「満腹ダイニング」「中華食堂つばき」の2店舗があり、「彩食菜」とともに学生以外の方も利用可能となっている。