ロシアのウクライナ侵攻に世界の注目が集まる中、東京大学は10月21日、親子で戦争と平和を考える講演会を本郷キャンパスの安田講堂で開く。戦争が起きる原因や平和のためにできることが専門家から解説されるほか、参加体験型の仕掛けも用意されている。
東京大学によると、講師は情報学環・学際情報学府の渡邉英徳教授、ウクライナ侵攻のニュースでおなじみになった先端科学技術研究センターの小泉悠専任講師。戦争の中の日常やなぜ戦争が起きるのかについてについて分かりやすく解説するほか、私たちが平和のためにできることについてもいっしょに考える内容となる。
参加は無料だが、事前の申し込みが必要。申し込みは東京大学のホームページからでき、期限は10月16日まで。当日は講演会が午後1時30分から2時45分まで開かれる予定。スマートフォンを使用するコーナーがあるため、小学生は必ず保護者と参加する必要がある。
2022年2月、ロシアがウクライナ全土の制圧を目指して侵攻したが、米国や欧州諸国などの支援を受けたウクライナが反撃に転じ、開戦から1年半が過ぎても激しい戦いが繰り広げられている。