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テンプル大学ジャパンキャンパス、3年前から70%以上増え学部生数2,100名を突破 手頃な学費も理由か - 大学ジャーナルオンライン

 テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)は、2023年秋学期、学部課程の学生数が初めて2,100人を超えたことを発表した。出身国は約70ヵ国に及び、新型コロナウィルスによる大きな影響を受けたにもかかわらず、3年前の秋学期との比較では70%以上増員している。

 TUJが学生の関心を集める理由としては、TUJの国際的な環境、学生一人一人に寄り添うアプローチ、教育のクオリティ、優秀な卒業生の活躍に加えて、米国にある大学に比べて手頃な学費が挙げられる。2021年から新入学生を選抜し学期開始前に集中的・実践的なリーダーシップ研修を行う「次世代リーダーシッププログラム」を開始。2022年5月からは米国本校への留学費用を大幅に低減する「フライ・トゥ・フィリー・プログラム」をはじめ、Bridge Program(ブリッジ・プログラム=条件付き入学制度)の刷新、日本と米国で2年ずつ学ぶカリキュラムを日本で3年、米国本校で1年で修了できるように変更するといった戦略的取り組みを進めたことも、学生数増加に大きく貢献したものと考えられる。

 加えて2023年の秋学期(9月~)からは、世界的に高い評価を受けてきたテンプル大学の観光・ホスピタリティマネジメント学科をTUJでも開設するほか、5月(夏学期)に開設して好評を得たeスポーツ修了証書プログラムを強化する。また、米国本校では「ジャパン・エントリー・イヤー・プログラム(Japan Entry Year Program)」を新設。本校(ペンシルベニア州)で入学許可を得た学生が、はじめの1年間をTUJで学ぶ(残り3年間は米国本校に戻って学ぶ)機会を提供する。米国本校に加え、日本校(TUJ)、イタリアのローマ校を持つテンプル大学は、提供できるインターンシップや就職の機会も豊富であり、多角的で充実した学習体験を可能にする。

 学生数の増加に伴い、米国はじめ世界各国から豊富な知識と専門的知見を持つ人材を招聘して専任教員の布陣も強化した。同時に施設・設備面の充実も図り、TUJの学生専用の住まいとしてキャンパス(世田谷区三軒茶屋)へのアクセスが便利な神奈川県川崎市宮前区野川台に約90室の学生寮も新設した。

 東京のTUJキャンパスにはさまざまな国から学生が集まり、全米トップ100位以内(2024年度版USニューズ&ワールド・レポート全米大学ランキング総合大学部門において89位)にランクされるテンプル大学の学位取得を目指して日々勉学に励んでいる。

参考:【テンプル大学】テンプル大学ジャパンキャンパスの学部生、初の2,100名を突破。出身国は約70ヵ国

テンプル大学ジャパンキャンパス

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大学ジャーナルオンライン編集部

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