清泉女子大学は、2025年4月に「総合文化学部」および「地球市民学部」の開設を予定している(仮称・設置構想中)。なお、清泉女子大学が新たな学部を開設するのは1950年の開学以来75年ぶりで、これにより2学部体制となる。
清泉女子大学は開学以来キリスト教ヒューマニズムを建学の精神とし、少人数教育による人格的触れ合いを通して、自分で考え、判断し、決断できる人材の育成を行ってきた。2学部体制で、より深く「人間」と「社会」を追究することで、変化の激しい現代社会を生き抜く力を培い、より良い社会の実現のために行動できる学生の育成を目指す。
「総合文化学部」は、現在の日本語日本文学科・英語英文学科・スペイン語スペイン文学科・文化史学科の4学科を発展的に改組し、1学科3領域(日本文化領域・国際文化領域・文化史領域)で構成。人文科学の見地から「人間とは何か」を追究し、領域を横断した幅広い学びによって、多角的な視座を持つ人材を養成する。入学定員は230名。
「地球市民学部」は、現在の地球市民学科を独立させ、1学科2領域(地域共生領域・ソーシャルデザイン領域)で構成。新たに、デザインやメディアなどのデジタル領域の学びを取り入れ、社会課題解決のための学際的・実践的な学びを拡大し、社会を変革するチェンジメーカーを育てる。入学定員は100名。
なお、どちらの学部も設置構想中であり、内容が変更になる場合がある。