神戸市外国語大学は2023年11月18日(土)、将来国際系の大学に進学したい高校生に向けて、卒業生による講演会「外の世界へハミ出し、新たな自分へ」を開催する。
神戸市外国語大学は創立75周年(2021年)を機に「HaMiDaSu」をブランドコンセプトに掲げ「自分の殻」や「学問の枠」を超えて活躍する学生を特設サイトで紹介している。大学という枠をハミ出して世界に飛び出した学生たちの様々なストーリーを通じて、国際都市・神戸の知の拠点として、また社会格差に疎外されない教育機会を提供する公立大学としての魅力を発信している。
今回の講演会に登壇する延岡 由規さん(2016年度国際関係学科卒業)と浅井 安奈さん(2020年度英米学科卒業)もそんな「ハミ出し」ていった学生のひとりだ。延岡さんは大好きなサッカーを通じて世界各地の問題に関心を抱き、学生時代は国際協力NGOでアジアやアフリカで紛争被害を受けた方々の自立支援事業に従事。卒業後はカンボジアの駐在を経て国内外のNPOやNGOで活動し、現在は日本国内のまちづくりを中心に手掛けている。浅井さんは在学中にMonash University Malaysiaに留学しマーケティングを専攻。現在は株式会社電通で国内外のクライアントの戦略立案に携わっている。
講演会では延岡さんと浅井さんが自身の経験をパネルディスカッション形式で伝え、終了後は直接話ができる交流会を設ける。海外で活動してみたい、留学してみたいという思いがありながらも一歩踏み出せない大学生や、将来的に国際系の大学進学を考えている高校生に向けて、海外での経験が自分に何をもたらすか、社会でどのように役立てていくかを語り、背中を押す機会を提供する。
講演会は11月18日(土)14:00~16:30、神戸市中央区のANCHOR KOBE(アンカー神戸)にて開催する。参加費無料。対面での参加は先着70名で申込を受け付ける。受付期間は10月13日(金)~11月16日(木)。14:00~15:30の講演会はオンラインLIVE配信も行い、こちらは申し込み不要で視聴できる。