開学20周年を迎えた畿央大学は、2023年11月25日(土)、教育学部 現代教育学科 記念講演&シンポジウム「デジタル社会の教育改革」を開催する。
現在、教育の現場では、デジタル社会の中で主体的に生きていくことのできる資質・能力の育成を目指した取り組みがなされている。畿央大学でも数理・データサイエンス・AI教育や次世代教育センターの設立などを進めている。その一環として、2023年度から教育学部現代教育学科では中高数学教員免許課程を開設。新設を記念して、これからのデジタル社会における教育について知見を深める機会として、記念講演&シンポジウム「デジタル社会の教育改革」を実施する。
「デジタル社会の教育改革」のプログラム前半は、オリィ研究所代表取締役所長の吉藤オリィ氏による記念講演「教育形態の変化と可能性」を開催。奈良県出身の吉藤氏は、分身ロボット「OriHime」の開発者として知られ、日本を代表するロボット研究者として2021年にはグッドデザイン大賞を受賞している。
後半は、シンポジウム「デジタル社会の教育改革-数学・理科の融合と学習の多様化の可能性を探る-」を開催。経済産業省教育産業室室長補佐の柴田仁志氏と畿央大学教員が登壇する。柴田氏は、新しい学習指導要領のもとで1人1台端末と様々なEdTech(エドテック)を活用した新しい学び方を実証する経済産業省の「未来の教室」実証事業を担当している。
シンポジウムの終了後には懇親会も企画している。参加費は無料。参加希望者は畿央大学ホームページの申込フォームに必要事項を記入の上、申し込む必要がある。
現代教育学科記念講演&シンポジウム「デジタル社会の教育改革」
日時:2023年11月25日(土)13:00~17:45(受付12:00~)
会場:畿央大学 冬木記念ホール、R棟1F食堂 畿央カフェ「カトレア」
費用:無料
【第一部】記念講演「教育形態の変化と可能性」13:00~14:00
講師:オリィ研究所代表取締役所長 吉藤オリィ氏
【第二部】シンポジウム「数学・理科の融合と学習の多様化の可能性を探る」14:10~16:00
登壇者:経済産業省教育産業室室長補佐・柴田仁志氏
畿央大学 教育学部教員 奥田 俊詞、横 弥直浩、藤井 克哉
コーディネーター:畿央大学 教育学部 椎名 美穂子
【第三部】懇親会 16:15~17:45
参考:【畿央大学】【開学20周年記念】11/25(土)現代教育学科記念講演&シンポジウム「デジタル社会の教育改革」を開催します。