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大学ブランド・イメージ調査2018-2019発表 全国9地域465大学を日経BPが調査 - 大学ジャーナルオンライン

 株式会社日経BPコンサルティングは、12年目となる「大学ブランド・イメージ調査 2018-2019」の調査報告書を発売した。

 「大学ブランド・イメージ調査」は、全国456大学について、北海道、東北、北関東、首都圏、甲信越、北陸・東海、近畿、中国・四国、九州・沖縄・山口の9地域にわけ、各大学の認知度やイメージなどを調査したもの。「地域産業への貢献度」、「研究施設の充実度」のほか、学生の「語学力」や「コミュニケーション能力の高さ」など49項目にわたって大学や学生へのブランド・イメージを調べ、大学ブランド力(偏差値)を算出してランキング化した。

 各地域の大学ブランド力1位は、北海道大学(北海道)、東北大学(東北)、筑波大学(北関東)、東京大学(首都圏)、信州大学(甲信越)、金沢大学(北陸)、名古屋大学(東海)、京都大学(近畿)、広島大学(中国)、松山大学(四国)、九州大学(九州・沖縄・山口)だった。

 120校を対象とした首都圏の調査では、大学ブランド力TOP3は東京大学、慶應義塾大学、早稲田大学。前回からの上昇率では、第1位が3.6ポイント上昇した横浜国立大学、第2位が2.1ポイント上昇した東京大学、津田塾大学だった。

 また、「いま注目されている、旬である」大学のトップは日本大学。2018年5月からのアメリカンフットボール部に関連する話題が継続的に報道されたことが、注目度を一気に押し上げた。

 「地域貢献」のイメージが強い大学のトップは横浜国立大学。2018年7月には京浜急行電鉄株式会社と新しい交通システムの構築に向けた「産学連携の協定推進に関わる協定」を締結。また、2011年に「都市イノベーション学府・研究院」、2017年4月に「都市科学部」を新設しており、都市のあり方や都市社会の構築に関する教育・研究の地盤が強固となり、地域とのつながりがますます強まることが期待されている。

参考:【株式会社日経BPコンサルティング】 大学ブランド力トップ3は、東京大学、慶應義塾大学、早稲田大学 「いま注目されている」大学は日本大学、「地域貢献」因子は横浜国立大学が首位

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