東京大学先端科学技術研究センターとソフトバンク株式会社は、ICT(情報通信技術)を活用して障がいのある児童・生徒の学習や生活支援を行う「魔法のプロジェクト2019~魔法のWallet~」に参加する学校の募集を開始した。
障害を持つ子どもたちの生活や学習支援に情報端末の活用が役立つことを目指し、東京大学先端科学技術研究センターとソフトバンク株式会社が2009年に開始した「魔法のプロジェクト」。人型ロボット「Pepper」やタブレットなどを1年間無償で貸し出し、障害のある児童・生徒が過ごす教育現場や日常生活などで実践的に活用してもらう。
「魔法のプロジェクト2019~魔法のWallet~」では、最先端のデバイスや機能を活用し、個々の教育ニーズに対応し、適切な教育支援を行うことを目指す。サブタイトルの“魔法のWallet”には、電子マネーなどの日々進化するテクノロジーを使いこなしてほしいという願いを込めた。プロジェクトの応募資格は、日本国内の特別支援学校、小中学校・高等学校の特別支援学級、インクルーシブ教育もしくは発達障がいの指導に取り組む学級、障害者職業能力開発校、障害者職業訓練校、障害者能力開発校。また、特別支援教育の分野で臨床研究を行う大学や大学院(臨床研究を行う大学生・大学院生とその研究対象者に貸し出す)。
参考:【ソフトバンク株式会社】ICTを活用して障がい児の学習・生活支援を行う「魔法のプロジェクト2019 ~魔法のWallet~」協力校を募集