東京大学は、2019年3月28日(木)、「第31回東京大学理学部公開講演会~生命の神秘を理学で解き明かす」と題し、一般向け講演会を開催する。入場は無料で、事前申し込み不要。高校生、大学生の参加も呼びかけている。
東京大学大学院理学系研究科・理学部では、理学の魅力を一般にも伝えようと教員による公開講演会を行っている。31回目を迎える今回のテーマは、「生命の神秘を理学で解き明かす」。講演は、物理学、化学、生物科学の3分野から各1講演行われる。
内容は、多様で複雑な生命現象の普遍的原理を紹介する樋口秀男教授(物理学専攻)の『生命現象の普遍性』、生命の謎を解くための新たな光分析技術を様々な生細胞イメージングの実例とともに紹介する小澤岳昌教授(化学専攻)の『生命の神秘を光で探る~オプトバイオアナリシス~』、二足歩行をするサルを初期人類のモデルと見立て直立二足歩行の進化に迫る試みについて紹介する荻原直道教授(生物科学専攻)の『サルの歩行分析からヒトの直立二足歩行の進化を探る』、以上の3講演が予定されている。
会場は東京大学本郷キャンパス安田講堂、開催時間は14:00~17:00(開場13:00)。定員800名(当日先着順)。また、講演会の様子は、YouTube理学系研究科・理学部チャンネルでライブ配信する予定。