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大学入試改革は8割認知も7割が不安、河合塾の意識調査 - 大学ジャーナルオンライン

 2020年度からスタートする大学入試改革を前に、今後受験する中学、高校生とその保護者の8割が入試改革を認知しているものの、7割が不安を感じていることが、予備校大手河合塾の調査で分かった。

 調査は5月、大学受験を予定している全国の中学2年生から高校3年生までの600人とその保護者を対象にインターネットを通じて実施した。

 それによると、2020年度に実施される大学入試から制度が変わることについては、「知っている」と答えたのは子どもが84.7%、保護者が88%に上った。「知っているが、具体的に分からない」との回答は、子どもが49%、保護者が57.3%に達している。前年の調査に比べると、子どもが約20ポイント、保護者が約30ポイント増えていた。

 新しい入試制度について不安を感じているのは、都市部の親子で73.8%、都市部以外の親子で81.5%に及んだ。具体的に不安を感じる項目としては、子ども、保護者とも十分な情報収集できていないことが最も多く、子どもで48.1%、保護者で57%あった。2番目に多かったのが大学入学共通テストで、子どもの39%、保護者の38.4%が不安を感じている。

 共通テストに不安を感じる理由としては、都市部の親子の52.9%、都市部以外の親子の69.7%が「どう変わるか分からない点」と答え、都市部より都市部以外で不安感が大きいことが明らかになった。

参考:【河合塾】大学入試改革直前! これから受験を控える“令和受験世代”の意識調査を実施

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