2019年3月より設置認可申請を行っていた共立女子大学ビジネス学部ビジネス学科が正式に認可された。建学の精神「女性の自立と自活」の原点に立ち返り、「卒業してから」を考え続ける学部として2020年4月に開設される。
女子大学で初となる共立女子大学ビジネス学部ビジネス学科は、幅広い分野での女性の社会的な活躍が求められる現代社会において、他者と協働してリーダーシップを発揮し、社会のどんな場所でも長く活躍できる力を持った人材を育成・輩出することをミッションとする。
キャンパスは神田一ツ橋キャンパスに置かれ、入学定員は150名。川久保清学長は「東京23区内の大学等定員管理の厳格化の中、本学が一つひとつ、適切に準備を進めてきたことが評価され、特例として定員純増による新学部が認められた」と語る。
シラバスは「経営」「マーケティング」「経済」「会計」をビジネスの主要4分野と位置付け、1、2年次は英語、法律、情報・統計などを加えた基礎知識を必修科目として修得する。3・4年次のゼミナールを含む発展科目では、東京丸の内、大手町にほど近い神田神保町という都心の立地を活かして「企業連携」「フィールドワーク」等を展開する。
入学前後に数学の準備学習を行い専門科目への導入をスムーズにするほか、5限目を「フィードバックタイム」として授業の振り返りに充てる体制や、ロールモデル的な上級生がサポートを担う「LA(ラーニング・アシスタント)」制度、学修ポートフォリオによる個別指導など、きめ細やかなサポートを行う。
2019年9月22日(日)10時から、共立女子大学神田一ツ橋キャンパス2号館で募集要項と願書の配布会を行う。同時に、入試概要の説明や予備校講師による入試傾向対策講座も開催する。