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麗澤大学、留学生に独自の日本語試験を実施 日本語外部試験中止で救済 - 大学ジャーナルオンライン

 新型コロナウイルスの影響で日本語外部試験が中止や延期になるなか、麗澤大学では2021年度入試を受験する外国人留学生に対して、独自の日本語試験を実施すると発表した。

 麗澤大学では、毎年、留学生に対して入試を実施している。留学生が同大学を受験するためには「日本留学試験」や「日本語能力試験」を受ける必要があり、それらの成績を試験科目や、出願条件などに定めている。

 しかし、コロナ禍の影響を受け、日本語外部試験は軒並み中止や延期となり、2021年度入試を受験する留学生には非常に不利な状況といえる。そこで、留学生が進学をあきらめることがないよう、「日本留学試験」「日本語能力試験」に代わる大学独自の選抜を実施し、日本語能力を判断する仕組みを整えた。

 徳永澄憲学長は「留学生は母国ではない日本で、様々な壁を乗り越えながら、誰よりも努力し、一生懸命勉強されてきたことと思います。そんな中でこのコロナの影響で試験が受けられず、大学進学をあきらめるということのないように、入試の制度を整える必要があると考えました。この決断で、少しでも留学生の学びの機会を増やす手助けになれば幸いです」とコメントした。

 「留学生指定校入試」は、出願日程2020年10月12日~10月30日。日本語の資格試験が受けられなかった学生に対し、事前にオンライン面談を行い、日本語力を判断する。「外国人留学生2月入試」は、出願日程2020年12月10日~12月18日(窓口受付のみ2021年1月12日、13日)。日本語の資格試験が受けられなかった学生に対し、大学独自の試験で日本語能力を評価する。

参考:【麗澤大学】日本語外部試験中止の中で、独自の日本語試験を実施

麗澤大学

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