千葉商科大学商経学部の学生と山形県立米沢商業高等学校、ロック製菓株式会社が共同開発したチョコレート菓子「SANUS(サーヌス)チョコレート」が2016年3月上旬から発売されます。
千葉商科大学商経学部では2015年度に「企業とつくるプロジェクト」を立ち上げ、企業や高校と連携し、学生が商品開発に挑戦する取り組みを支援しています。最大の特長は、学生たちがこの商品開発で起業し、会社の事業として行うという点。クラウドファンディングを利用した資金調達で会社を運営し、商品開発と管理、営業などもすべて学生たちで行い、実社会と同様にビジネスに挑みます。
今回発売する「SANUSチョコレート」もそのプロジェクトの一環で、2015年7月、チョコレートを使用した商品の製造販売を手がけるロック製菓と産学連携協定を締結したのを機に、学生たちが健康志向のチョコレート菓子の開発に取り組んできました。商品名“SANUS”は、ラテン語で“健康的な”を意味し、糖分が気になる人をターゲットにしたチョコレートです。砂糖不使用チョコレートと健康食品として人気のグラノーラ、甘味料のパラチノースを組み合わせ、カロリーは控えめながらしっかりした甘みが感じられます。また、高大連携の取り組みの一環として、米沢商業高校の生徒にも試作品の評価、パッケージ、価格などに意見をもらい商品に反映させました。
2016年2月23日に開催されたSANUSチョコレート商品発表会では、今回の商品開発と並行して準備を進めてきた商経学部有志の学生プロジェクトCSC(CUC Student’s Company、)が、2016年3月に株式会社を設立し、さらに、第2弾となる商品の発売を近日中に行うことを発表しました。SANUSチョコレートの価格は220円(税抜)。