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学位取得型の海外留学、感染地域でも文部科学省が支援へ - 大学ジャーナルオンライン

 文部科学省は新型コロナウイルスの世界的感染で日本学生支援機構の海外留学支援制度やトビタテ!留学JAPAN日本代表プログラムの支援について対象外としてきたが、感染症危険情報レベル2、3に地域に海外留学支援制度の学位取得型で渡航を希望する学生に対して11月から支援する。

 文科省によると、海外留学支援制度の学位取得型で感染症危険情報レベル2、3に地域に渡航を希望する学生への支援継続については、新型コロナの感染防止策と留学先の大学での防疫措置などを確認したうえで進める。

 感染症危険情報レベル2以上の地域へ留学ができない状態の学生に対しては、学修プログラムのオンライン化が継続し、航空便の運休や減便が相次いでいることなどから、奨学金の支給要件を緩和してきたが、この緩和を引き続き継続する。海外短期留学の第二種奨学金についても、手続きで必要になる在籍証明書の提出時期を延長するなど柔軟な対応を取る。

 外務省は海外安全ホームページで感染症危険情報レベル3は「渡航をやめてください」、レベル2は「不要不急の渡航をやめてください」としているが、英国やカナダ、フランスなど留学生の受け入れを再開する地域も出ている。

参考:【文部科学省】海外に派遣中・派遣予定であった日本人学生の皆さんの奨学金の取扱いについて(10月26日現在)

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