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山口大学、学生向けカーシェアリング事業を開始 - 大学ジャーナルオンライン

 山口大学では、2016年4月11日から、カーシェアリング事業などを展開するUPR株式会社と宇部市、山口市との産学連携により、学生向けのカーシェアリング事業を開始した。これは、文部科学省が実施する「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)※」に選定された「やまぐち未来創生人材育成・定着促進事業」の一環。

 カーシェアリングとは、会員に登録すれば自動車を予約して利用できるシステムで、営業所の時間内でしか利用できないレンタカーと比べ、カーシェアリングでは短時間利用や早朝・夜間の利用が容易なことが利点。

 山口大学の学生は、キャンパス周辺に居住している場合が多く、自動車保有率が低い。さらに、近年の経済状況を反映し、自動車を保有する割合は低下傾向にあるという。こうした背景の下、自動車を保有しなくても利用できるカーシェアリングを導入し、併せて県内の各種施設等の情報提供することで、学生の行動範囲・活動機会を拡大させ、学生が山口の魅力の発見や愛着を持つこと、さらには、地元への就職率アップへつなげたいという。

 カーシェアリング事業では、UPRが展開する「RENOFAカーシェアリング」を活用し、吉田キャンパスと常盤キャンパスに各2台・合計4台を設置し、山口大学の学生・教職員は15分120円~、6時間パック2300円~の特別料金で利用できる。

※「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」とは、大学が地方公共団体や企業等と協働して、学生にとって魅力ある就職先の創出し、その地域が求める人材を養成する教育カリキュラムの改革などを支援する事業。文部科学省が2015年から開始。

山口大学

「地域から世界へ」充実したデータサイエンス教育、英語教育の強化でグローバル人材の育成

山口大学は、9学部8研究科からなる学生数1万人を超える総合大学。1815年、長州藩士・上田鳳陽によって創設された私塾「山口講堂」が源流であり、2015年に創基200周年を迎えました。学生・教員・職員が共に力を合わせ、共に育み合い、共に喜びを分かち合う、この共同[…]

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