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千葉商科大学、2021年度は約70%以上を面接授業で実施する方針 - 大学ジャーナルオンライン

 千葉商科大学では、2021年度(2021年4月~2022年3月)の授業実施方針について、4月時点で活動制限指針※のレベル2「国・自治体より各種要請はないが、注意が必要なレベル」と想定される場合には、面接授業(対面・通学)での実施を全体の概ね70%とすることを取りまとめた。(2021年1月25日決定)

 千葉商科大学では、2021年度の授業実施方針として、2021年2月時点の計画では77%、4分3以上の授業を面接授業で実施する予定。また、基礎疾患を持つ学生や海外から日本に入国できない留学生など、通学したくてもコロナ禍でそれが不可能な学生については、遠隔授業もしくはハイブリッド式(通学者が面接で受けている授業を、通学できない学生向けに遠隔で受講できるようにする方式)で、登校せずに受講できるよう配慮する。

 2020年度から遠隔授業に取り組んできたことで、遠隔授業でも相応の教育効果を挙げることができるようにはなったが、基本的に遠隔授業は補完的なものと位置づける。ただし、学生および教職員の健康と安全を第一と考え、事態の推移によっては、活動制限指針に基づき、授業の一部または全てを遠隔授業とせざるを得ない場合もある。

 原科幸彦学長は、『コロナ禍のもと、この1年間、困難な状況の中でも学びを止めなかった学生諸君を、私たちは誇らしく思います。本学はそのような学生の気持ちに応えられるよう、最大限の努力を続けて行きます。新型コロナウイルスの感染が終息するまでは、まだ時間を要することでしょう。このようななか、我々は大学としての使命を果たし、学生諸君が大学で多くのことを学び、成長する機会を設けて行きます。学生の健康と安全を確保し、本学の教育活動の質を保つべく教職員一同最善の努力を続けてまいりますので、皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします』と、学生たちに2021年度の授業方針への理解を求めた。

※新型コロナウイルス感染拡大防止のための千葉商科大学活動制限指針(2021年度)
レベル0(感染リスクが極めて低い)/全て面接授業
レベル1(感染リスクが低い)/概ね90%以上
レベル2(国・自治体より各種要請はないが、注意が必要)/概ね70%以上
レベル3(緊急事態宣言なし、国・自治体より各種要請がある)/概ね50%以上
レベル4(緊急事態宣言が出されている)/面接授業は20%未満

参考:【千葉商科大学】2021 年度の授業実施方針と感染防止対策 約70%以上を面接授業(対面・通学)で実施予定(PDF)

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