明治大学は、文部科学省が発足させた「大学の国際化促進フォーラム」のプロジェクトとして「海外拠点×オンライン×実留学のグローバルシナジー・モデルの構築」を企画提案し、その幹事校に選定された。
「大学の国際化促進フォーラム」は、国際化を牽引する大学群の多様な実績の横展開を強化する環境を整備することにより、ニューノーマルに向けた我が国の高等教育の更なる国際通用性・競争力の強化を図るため、文部科学省が2021年から始めたもの。
明治大学が企画提案したプロジェクト「海外拠点×オンライン×実留学のグローバルシナジー・モデルの構築」は、海外拠点、オンライン及び実留学の効果的な組み合わせモデルを構築するため、大学間の横連携・展開によるオンライン交流プログラムの拡充、海外拠点の活用・運用方法の共有及び強化、学生の適切な留学先選びの支援を目指すのが目的。明治大学は、プロジェクトの幹事校に選定され、今後、参画する国内外の大学との協働によりプロジェクトを推進していく。
事業期間は2021年度から2025年度の5年間。オンラインを通じた国内大学及び海外協定校の学生交流(学び合い)をまずはASEAN地域をターゲットに展開する。 時差(タイムゾーン)を考慮しつつ、アジア、欧州、北米、オセアニアなど参画する大学の有する海外拠点や海外協定校を活用し、多様な国や地域を対象に、その国々の文化や歴史等をテーマにオンラインで交流する。
実渡航再開後は集合型の交流を実施し、質の保証を伴ったプログラムとして要件を満たした学生には修了証を発行。参画する機関の教職員との協力・協同により将来的に対象地域、学問分野、言語等の拡大を図る。
参考:【明治大学】ポストコロナの国際化のモデルを明治大学がけん引 文部科学省が発足させた「大学の国際化促進フォーラム」の プロジェクト幹事校に選定