東京大学では、2021年10月30日(土)、11月13日(土)、11月20日(土)の3日間、「第133回(2021年秋季)東京大学公開講座『繋がる』」をオンラインで開催する。
東京大学では、成人一般・大学生・高校生を対象に年2回(春・秋)「東京大学公開講座」を開催しており、今年で68年目を迎える。東京大学で得られた教育研究の成果をわかりやすく講義するこの講座は、生涯学習の一環として地域の人たちに広く親しまれてきた。コロナ禍にあって2020年度よりオンライン開催となったことで、全国各地、海外からも受講する参加者が増えたという。
今回の総括テーマは「繋がる」。各日13時からの開催で、3コマの講義(40分)と総括討議(50分)で構成される。
10月30日(土)は、「すべての人が繋がる」をテーマに、教育学研究科・小国喜弘教授よる「子どもたちは繋がれるか―インクルーシブ教育の課題と展望」、先端科学技術研究センター・檜山敦特任准教授による「人と社会を繋いで超高齢社会を支える情報学」、ニューロインテリジェンス国際研究機構・長井志江特任教授による「人を理解し人をつなげるロボティクス」、以上3コマの講義を実施する。また、情報理工学系研究科・葛岡英明教授の司会で3名の講師とともに総括討議を行う。
11月13日(土)は「繋がる医療」、11月20日(土)は「繋がる時空間」をテーマに3コマの講義と総括討議を行う。
対象は成人一般・大学生・高校生で、受講料は無料。定員は各日3,000名となっており、開催当日までウェブサイトから申込を受け付けている。