私立大学の2022年度一般入試・大学入学共通テスト利用入試の出願が始まった。前年度は、新型コロナウイルス感染症等の影響に伴う特別措置として、千葉工業大学の共通テスト利用入試検定料無料が話題になったが、今年度実施の入試も、同じように検定料無料などの特別措置を実施する大学が出ている。
2022年1月5日現在、共通テスト利用入試などの検定料無料で対応する私立大学は、札幌大谷大学、千葉工業大学、麗澤大学、大和大学、大阪観光大学、吉備国際大学、九州保健福祉大学の7大学(大学ジャーナルオンライン編集部調べ)。共通テスト利用入試は7大学とも「何学科出願しても検定料無料」としているが、一般入試の検定料については、各大学で対応が異なるため大学ホームページで確認が必要だ。
国立大学については、2021年度入試では、横浜国立大学・宇都宮大学などで2次(個別)試験取りやめて共通テストの成績のみで合否判定する措置があった。2022年度入試ではまだ変更は出ていないが、受験予定大学の今後の動きはチェックしておく必要がある。
参考:
【札幌大谷大学】2022年度大学入学共通テスト利用選抜の「入学検定料無料化」について
【千葉工業大学 受験生応援サイト】受験料負担軽減システム(クロスエントリーシステム)
【麗澤大学】コロナ禍に伴う特別措置 首都圏文系大学では初 一般選抜「入学検定料の一部無料化」決定
【大和大学】入試概要・出願
【大阪観光大学 入試情報サイト】一般選抜
【吉備国際大学】2022年度入試「入学検定料免除」について
【九州保健福祉大学】検定料⇒2022年度入試については無条件で入学検定料を免除します