東京経済大学と工学院大学は、2022年10月25日(火)18時より工学院大学 新宿キャンパスを会場にトークセッションを開催。現在参加者の申込みを受付けている。
東京経済大学の創立者、大倉喜八郎と工学院大学の創立者である渡邊洪基は、ともに政治・経済の分野で明治期の日本の発展を支えてきた。大倉喜八郎は東京経済大学の前身である大倉商業学校を創立し、工学院大学の前身の工手學校創立に際しても委員として尽力した。一方、渡邊洪基は外務省職員として岩倉使節団に随行し、帝国大学(のちの東京大学)の初代総長となった人物で、工手學校を創立したほか大倉商業学校の校長などを歴任した。
両大学は2020年5月に包括的な法人連携協定を締結。それぞれの特色を活かして互いの教育・研究の専門性を高め合い、社会の発展に寄与することを目的に、教育・研究の連携や学生・生徒間の正課及び課外活動における交流、教職員の研修・交流などで連携を行う。
今回のトークセッションは3回シリーズで開催し、双方の大学の歴史を振返り、現在、未来を共有する。10月25日に開催する第1回は、東京経済大学の村上勝彦名誉教授が「大倉喜八郎と渡邊洪基 ―ともにチャレンジ精神を発揮して―」と題した基調講演を行い、創立者たちの素顔に迫り学校創立を紐解く。続いてトークセッション「東京経済大学と工学院大学 受け継がれるスピリッツとこれからの私たち」には東京経済大学の岡本英男学長と工学院大学の後藤治理事長が登壇する。
当日は工学院大学の新宿キャンパス・アトリウムにて、17時50分頃より開会に先立ち双方の大学の学びと研究のキーワードを元に作成したインスタレーションを公開。その後18時から19時30分までの開催となる。定員は80名で、YouTube Liveで同時配信も行う。参加希望者は東京経済大学の申込受付サイトから事前に申込む必要がある。参加費は無料。
なお、第2回は「SDGs 新しい生活様式 ~まちづくりから考える~(仮)」をテーマに11/11(金)18時から東京経済大学 国分寺キャンパスにて開催しオンライン配信を実施する。第3回は12月に実施する予定。