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東京薬科大学、中高生対象の研究発表会をオンラインで開催 全国からのべ155名が参加 - 大学ジャーナルオンライン

 東京薬科大学は、2022年10月30日、中高生を対象とした研究発表会 『TAMAサイエンスフェスティバルinTOYAKU2022』をオンラインで開催した。日本全国から25校48件の演題が集まり、2016年ノーベル生理学・医学賞受賞の大隅良典氏の名を冠した「大隅賞」(最優秀賞)、優秀賞2件、研究奨励賞3件、会場賞2件が授与された。

 『TAMAサイエンスフェスティバルinTOYAKU2022』は、発表者が事前に研究の発表要旨(A4一枚)と発表動画(5分間)を提出し、参加者はそれを事前に閲覧したうえで、発表会当日にオンライン会議ツール『oVice』上でディスカッションを行う形式で開催。

 オンライン開催ということもあり、全国各地から中学生・高校生や指導教員などのべ155名が参加した。発表内容も微生物、植物、魚類、哺乳類を用いた多様なものでいずれもハイレベル。25校48件の演題の中から「大隅賞」(最優秀賞)を受賞したのは、岡山県立高松農業高等学校小梶一夏さんの「ペレット化した植物残渣による雑草抑制資材の開発に関する研究」だった。

 発表会では、東京薬科大学教員による質問やアドバイス、熱のこもった質疑応答が活発に行われ、中高生同士の意見交換で盛り上がり談笑する場面も多くみられた。開催後に実施した参加者アンケートでは、「他のオンライン発表会とは違って、多くの先生方や他校の生徒と交流できた」、「自分の現状を俯瞰する良い機会になった」など、満足度の高い感想がきかれた。

 東京薬科大学は今後も、サイエンスの楽しさを実感でき、研究意欲が向上するような相互交流の場の提供、日本の未来を担う研究者育成に力を注いでいく。

参考:【東京薬科大学】中高生対象の研究発表会『TAMAサイエンスフェスティバルinTOYAKU 2022』を開催—未来の研究者がオンラインで集う

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