2022年10月28日(金)、実践女子大学はキャンパスにほど近い常磐松小学校放課後クラブにおいて「世界のお友達とホリデーカードを交換しよう!—Holiday Card Exchange Project 2022」の第1回ワークショップを開催した。
このワークショップは、世界の子どもたちがホリデーカードの交換を通して互いの文化を学び合い、国際的視野と世界の人々の多様性を学ぶことを目的にNPO法人グローバルプロジェクト推進機構が推進している。実践女子大学での開催は2016年度から7年目を迎える。2019年までは子供たちと保護者を渋谷キャンパスに招いていたが、コロナ禍によりオンライン開催に変更を余儀なくされていた。
3年ぶりの対面開催が実現した今回は、これまで交流を続けてきた常磐松小学校放課後クラブを会場に、短期大学部「オープン講座③」の受講生13名(短大生7名、大学生6名)が参加。教育プロジェクト「グローバルPBLファシリテーター養成の取り組み」の一環として活動し、計3回のワークショップについて企画・運営と当日のファシリテーターを務める。
今回ホリデーカードを交換しあうパートナー校は、スロベニア、台湾、ベラルーシの学校。第1回の開催に向けて学生たちはカラフルなプリントやフリップの制作やリハーサルを重ね、当日はパートナー校の国・地域の地理、文化、ことば等についてのクイズ大会や手遊び、日本文化の紹介を行った。
第2回目は11月25日(金)、実際に海外の友だちに宛てたカードを作る。そして2023年1月6日(金)には海外から届いたカードを和訳して披露するとともに、獅子舞の演舞を通して子どもたちに日本文化に親しんでもらうイベントを開催する予定。
初回を終えた学生たちからは「子供たちが楽しそうに外国について学んでいる姿を見て、準備やワークショップを経験できて本当に良かったと感じた」「一緒にクイズを考えたり、お話したりできてすごく有意義な時間を過ごすことができた」「みんなが私の名前を覚えてくれて呼んでくれた時は、すごく嬉しかったし、またみんなと交流したいなと強く思った」と対面ならではの感想が聞かれたほか、「次回のホリデーカードの作成も楽しんでもらえるように、小学生のみんなのことを考えて準備を頑張っていきたい」など抱負が語られた。
参考:【実践女子大学】Holiday Card Exchange Project 2022:常磐松小学校放課後クラブでワークショップを実施しました!