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シェアハウスで留学生と暮らす 千葉大学に「混住型」学生寮 - 大学ジャーナルオンライン

 千葉大学は、2016年4月より小仲台地区に新しい学生寮をオープンすることを発表しました。新しい学生寮は、日本人学生と留学生とが一緒に暮らす「混住型」。グローバルな環境を学生に提供することで国際交流の機会をつくり、協調性やコミュニケーション能力の向上を目指しながら、同大学の方針である「グローバル・キャンパス・千葉大学」の構築を推進します。

 オープンする学生寮の名称は、学生と教職員の公募により「薫風寮」と決定。現在の寮歌の歌詞から「薫風」という一節を引き継ぎ、これまでとは違った新しいスタイルの寮として新鮮に吹く薫⾵のようにスタートしてほしいという願いが込められました。

「薫風寮」の場所は、JR稲毛駅から8分、西千葉キャンパスまで20分の千葉市稲毛区に建設。鉄筋5階建てで、個室は全部で170室あり、1~3階100人(男子学生)、4~5階に70人(女子学生)を収容する予定。広さは各室7平方メートル。今後は、同じ地区にある既存の留学生寮にも日本人学生を受入れ、将来的にはさらに2棟の混住型学生寮を新設し、地区一体をグローバルな空間にすることを目指します。

 同学生寮のような日本人学生と留学生が共に暮らす形式は、国際基督教大学、立命館アジア太平洋大学、国際教養大学など、グローバルな人材育成を主な教育目的とした大学が先行して推進してきましたが、現在では総合大学、女子大、理工系大学など多くの大学で設置されています。国立大学でも、東京大学、京都大学、大阪大学などが「混住型」の学生寮を設置しており、今後も広がる見込みです。

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