博報堂のブランディング専門組織「博報堂ブランドデザイン」は、東京大学(教養学部教養教育高度化機構)と共に、大学生のためのブランドデザインコンテスト「BranCo!(ブランコ)」を開催することを決定。同コンテストは、「博報堂ブランドデザイン」が日頃の業務として手掛ける“ブランディング”の重要性や魅力を学生に伝えることを目的に発足させた、学習形式のコンテストです。2012年に同大学教養学部で開講しているアクティブラーニング型の授業「ブランドデザインスタジオ」の拡大企画としてスタートし、今回で4回目を迎えます。
参加対象は大学生と大学院生。文系、理系、美術系など学部は問わず、1チーム3~6名が協力して、課題となるテーマについてさまざまな視点から調べ、その本質を考え抜き、魅力的なブランドのアイデアをチーム対抗で競い合います。参加学生はセミナーやプレゼンテーションを通して、「博報堂ブランドデザイン」の考え方や思考プロセスを学ぶことができます。
2014年には、東京大学、早稲田大学、中央大学など61大学、152チーム558名が予選に参加。「嘘」をテーマに新しいブランドをデザインするという内容で競い合いました。中間セミナーではブランドデザインの手法についてワーク、決勝では非常にレベルの高いプレゼンテーションが行われました。
参加希望者は、2015年11月24日までに専用フォームより参加登録。11月28日に、同大学駒場キャンパスでテーマ発表を含めた説明会が実施され、説明会後ワンポイントセミナーと懇親会も行われます。その後、2016年2月13日の予選プレゼンテーションを経て、3月12日に決勝プレゼンテーション(一般公開予定)が行われる予定。