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4月1日時点での内定率が3月から大幅アップ ディスコが調査速報公開 - 大学ジャーナルオンライン

 株式会社ディスコは、2021年3月卒業予定の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)のキャリタス就活・学生モニターを対象に、就職活動状況についての調査を行った。現在、新型コロナウイルスの感染拡大により、就職活動にはどのような影響がでているのかを調べた。調査期間は2020年4月1日~5日、回答数1299人。

 調査によると、2020年4月1日の調査時点で内定を得ている学生は、全体の34.7%で先月(3月1日)の15.9%から1ヶ月間で18.8ポイント増と、急激な伸びを見せた。これは前年同期(26.4%)を8.3ポイント上回る高水準だ。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、就職活動の停滞が懸念されているが、現状ではむしろ前年以上に早いぺースで内定を獲得している様子が見て取れる。 また、内定を得た企業の7割近くがインターンシップに参加した企業だった。イベント自粛要請で説明会の開催が制限される中、インターンシップでの早期接触学生の囲い込みが進んだと見られる。

 続いてエントリー、選考試験受験状況について調査した。一人あたりのエントリー社数の平均は24.6社で前年同期調査(25.6社)をやや下回る結果となった。選考試験の社数を見ると、エントリーシート提出社数は10.4社で、筆記試験、面接試験についても、それぞれ前年同期実績を上回った。新型コロナウイルスの問題があっても、4月の調査時点では早期化の流れに歯止めがかかる様子は見られなかった。一方で、会社説明会の中止や延期が相次いだことで、WEBセミナーの視聴は大幅に伸び、WEBセミナーの視聴経験者は8割を超える結果となっている。

参考:【株式会社ディスコ キャリタスリサーチ】<速報>4月1日時点の内定率は34.7% (PDF)

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大学ジャーナルオンライン編集部

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