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芝浦工業大学など、“おもてなしロボット”でビッグデータ収集目指す - 大学ジャーナルオンライン

 芝浦工業大学や産業技術大学院大学など、東京ベイエリア地区に拠点を持つ機関から成る「ベイエリアおもてなしロボット研究会」は、現在開発中のおもてなしロボット“コンシェルジュ”などをスマートフォンやICカードと連携させ、多くの人がロボットと接触することで、行動履歴を取得できる実験システムを開発しました。

 おもてなしロボット“コンシェルジュ”は、移動、音声認識、顔検出、写真撮影などの機能を搭載しています。例えば、「写真撮って」と声をかけると、撮影人数を確認し、適切な撮影距離まで自律移動、そして、「はいチーズ」のかけ声で写真を撮影し、プリントして渡すことができます。

 おもてなしロボットが開発されれば、将来、オリンピック・パラリンピック会場などで来場者対応をしながら、混雑具合や人の移動パターンを記録し、導線設計に活かすことができるほか、観光ガイドとして、旅行者の言語で対応ながら、利用者の国籍や性別、年齢層を把握し、その人の嗜好に応じたサービスの提供も可能となります。

 今回開発した実験は、3ヶ所のブースを使ったアンケート形式のスタンプラリーを通して、アンケートの集計だけでなく、巡回ルートや移動時間といった情報の収集もロボット間のネットワークの連携によって行うというものです。 今後はネットワーク化を強化しながら技術開発を行い、2016年に10数台を商業施設で、2020年には東京オリンピック・パラリンピックの会場周辺で100台規模での実証実験を目指していきます。

※ベイエリアおもてなしロボット研究会とは、メンバーは芝浦工業大学・産業技術大学院大学・首都大学東京・東京都立産業技術研究センター・産業技術総合研究所・東京海洋大学。ロボットサービスイニシアチブ(RSi)が協力

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