高校生が進学したい大学で関東地区は明治大学、東海地区は名古屋大学、関西地区は関西大学がトップを占めていることが、リクルート進学総研の進学ブランド力調査で分かった。明治大学は8年連続、関西大学は9年連続の1位。
調査は2017年3月卒業予定で、関東、東海、関西地区に住む高校生7万4,000人を対象に2016年4月に実施。このうち、9,117人から回答を得て、その中で大学進学を希望する7,897人の回答を集計した。
それによると、関東地区の高校生が志願したい大学の1位は明治大学で、文系志望、理系志望ともトップだった。男女別では男子の最多が明治大学だったのに対し、女子は早稲田大学が初めて1位に躍進した。
東海地区では、文系は南山大学、理系は名古屋大学が1位を占めた。男女別では男子で名古屋大学、女子で愛知県立大学が最も多かった。
関西地区では、文系は関西大学、理系は神戸大学が最多。男女別は男女とも関西大学を志願する声が1位となった。
高校生が知っている大学のランキングトップは、関東地区が早稲田大学、東海地区が名古屋大学、関西地区が近畿大学。大学のイメージで国際感覚が身につくのは上智大学、南山大学、関西外国語大学、学校が発展していく可能性があるのは東京大学、名古屋大学、京都大学が最も多かった。