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受験生4万人が最も「関心を持った大学」 エリア別最新ランキング発表 - 大学ジャーナルオンライン

 大学進学の実態を可視化するため、2013年より「テレメール全国一斉進学調査」を毎年実施している株式会社フロムページ。2021年度調査における、全国約4万人の受験生が「関心を持った大学」の在住エリア別ランキングを公表した。

 調査によると、「北海道・東北エリア」の「関心を持った大学2021」ランキング1位は北海道大学、2位東北大学、3位山形大学、4位東北学院大学、5位弘前大学だった。

 「関東エリア」は、1位早稲田大学、2位明治大学、3位立教大学、4位法政大学、5位慶應義塾大学。「中部エリア」は、1位名城大学、2位南山大学、3位立命館大学、4位名古屋大学、5位中京大学。「近畿エリア」は、1位近畿大学、2位関西大学、3位立命館大学、4位同志社大学、5位関西学院大学。

 「中国・四国エリア」は、1位岡山大学、2位広島大学、3位安田女子大学、4位香川大学、5位愛媛大学。2020年もほぼ全面的に対面授業を行った安田女子大学は、2020年度の9位から3位に順位を上げた。「九州・沖縄エリア」は、1位福岡大学、2位九州大学、3位熊本大学、4位鹿児島大学、5位西南学院大学。

 有効回答者1人当たりの関心大学数は、2020年度の4.0校から2021年度は3.4校に減少。2021年度の受験生は、関心大学数を減らした傾向が見てとれる。「立教大学」と「上智大学」は、それぞれ全国5位(前回6位)、全国15位(前回17位)に順位を上げ、大学入学共通テストの利用などを中心とした入試改革の影響がうかがえる。

「北海道・東北エリア」において、前回は関東エリア5大学(千葉大学・明治大学・法政大学・早稲田大学・筑波大学)が20位以内にランクインしたが、今回は3大学(早稲田大学・日本大学・明治大学)のみ。「近畿エリア」でも早稲田大学がランク外(前回19位)、「九州・沖縄エリア」でも東京大学(前回15位)がランク外となり、新型コロナウイルスの影響による地元志向の可能性がうかがえる。

 また、全国的に関心を持たれた大学は「早稲田大学」で、北海道・東北14位(前回18位)、関東1位(前回1位)、中部9位(前回7位)、中国・四国19位(前回17位)、九州・沖縄20位(前回14位)と、近畿エリアを除く5つのエリアで20位以内にランクインした。国立大学では「東京大学」が最も関心を集めた(全国14位)。

※「テレメール全国一斉進学調査」は、株式会社フロムページが管理運営する資料請求サービス「テレメール」を利用した受験生に対し行う調査。受験生の進学実態を把握し、調査結果を提供することにより、大学の学生募集広報と、高等学校の進路指導がより良いものとなり、その結果、「受験生にとって有効な大学選択ができる環境」づくりに貢献することが目的。第9回(2021年度)テレメール全国一斉進学調査実績は回答者数46,749人、有効回答者数42,132人

参考:【PR TIMES】受験生4万人が回答!「関心を持った大学」の最新エリア別ランキング(テレメール進学調査)

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大学ジャーナルオンライン編集部

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